「就寝前に毎日携帯電話を使う中高生は、使わない生徒と比べて睡眠障害になるリスクが約1.4倍に高まる」
日大医学部教授らのグループが2010年7月の日本睡眠学会第35回定期学術集会で行った発表です。
2010年7月2日の読売新聞の記事によれば、2008年10月から2009年3月にかけて、中学生4万人余りと、高校生5万5千人余りに質問書に回答してもらう形で、調査は行われました。
携帯電話が睡眠障害を引き起こす原因はいろいろ考えられますが、ひとつは光が疑われます。
暗い場所で携帯電話を見ればわかるように、携帯の画面は強烈な光を放っています。寝る直前まで携帯電話やパソコンを見たり、夜遅くまでコンビニなどの明るすぎる人工照明の下にいると、体内時計がまだ昼間だと勘違いして、その結果、寝つきが遅くなります。
■朝は光を浴びて、夜に向かって暗く…
快眠法としては、光は自然の状態に合わせます。
体内時計を適切に動かすためには、朝しっかりと光を浴びること、そして、夕方から夜にかけて徐々に光を落とします。できれば就寝の30分から1時間前にはパソコンやテレビは消して、間接照明の柔らかな光の中で、リラックスできる音楽などを聴いて過ごすのが理想です。
■窓の外が明るい場合は遮光カーテンを活用商業地域など明るい街に住んでいる場合、窓の外が夜になっても明るく、窓からの光で、室内がいつまでも明るくなりがちです。
明るい部屋での就寝は体内時計を狂わせます。
光をしっかりシャットアウトする遮光カーテンを使うのがおすすめです。
遮光カーテンの選び方:1級・2級・3級(遮光率)1級遮光カーテン
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